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「メシが食える大人」に育てる

8月1日(金) 夏休みに入ったばかりと思っていたら、もう8月です。いかがお過ごしでしょうか。

以前に一度読んだ本「わが子を『メシが食える大人』に育てる」(著者 花まる学習会代表 高濱正伸)を久しぶりに開いてみました。子育ての最終目的は一つで、経済的、社会的、精神的に自立した「自分でメシを食っていける大人」にすること。そのためには、「ことばの力」「自分で考える力」「想い浮かべる力」「試そうとする力」「やりぬく力」という5つの基礎力を10歳までの時期に育むことが大切であると述べている。10歳というと小学4、5年の時期であり、小学生の子をもつ保護者の皆様にはどきっとされる方もいらっしゃるかもしれません。

2点だけ紹介します。

①「ことばの力」で、子供に少しずつ身に付けさせていきたいのが、たんに聞くだけでなく「聞く態度」をしっかりもつことです。それには、まず親が見本を見せなければいけません。・子供が何か話そうとしたときは、まずしっかり顔を見る。・話の合間に「あ、そうなの」などとうなずく。・時々「それで、その後どうだったの?」と問いかけもする。そういうことを何度も繰り返していくうちに、子供も身体で覚えていくのです。

これは、我々教員にとっても、とても大切なことです。子供の発言を正対してしっかり聞くことで、子供同士が互いの考えを聞く力を身に付けさせたいと考えています。

②「自分で考える力」で、小学校低学年までは「耳学問」の時代です。耳で聞いたことをスポンジのようにどんどん吸収します。自分から「なぜだろう?」「どうしてだろう?」と思って得た知識は、しっかり頭に定着します。「一生の宝」といってもいいくらいです。なので、子供が「どうしてなの?」「あれ、なあに?」と聞いてきたときは、親としては「ここで一生の宝物が授けられる」と最大限のお務めを果たさなければなりません。

「なぜ?」と考える習慣は、プロの仕事人になるには必ず必要だろうと思います。「当たり前」と思うようになったら、そこで思考がストップしてしまいます。「なぜ?」と感じる心があるから、改善ができると考えます。

子育てと言いながら、大人にとっても大切なことであると再認識しました。

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