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心の居場所

8月14日(木) 木村大作監督の映画「春を背負って」を観てきました。雄大な立山の美しさと厳しさが随所に見られ、5・6年の立山登山を思い出しました。「心の居場所」がキーワードになっていると思いました。素敵な仲間のいる山小屋が自分の居場所になっています。

子供たちにとって、もちろん自分の家が大切な心の居場所です。家まではいかなくても、学校も心の居場所であってほしいものです。アルフレッド・アドラー著、岸見一郎訳の「子どもの教育」(一光社)に以下の内容があります。

子どもたちを育てる時、親や教師が決して子どもたちの勇気をくじくことがあってはなりません。子どもの努力がすぐに実らなかったといって、絶望することがあってはなりません。(中略) 個人心理学は、子どもたちに、もっと勇気と自信を与えることで、また、子どもたちに困難は克服できない障害ではなく、それに立ち向かい征服する課題である、と見なすよう教えることで、すべての子どもたちについて、その精神的な能力を刺激する努力をすることを主張します。

また、筑波大学附属小学校の田中博史先生が、著書「高学年の心を開く授業づくり」(文溪堂)の中で、次のように語っています。

「どうして、筑波の子どもたちは高学年になってもかわいいままなんですか?」こんな質問を研究会のたびによく受ける。でも誤解しないでほしい。本校の子どもたちだって接し方を間違えると途端に反発する。子どもたちは大人を信じるとかわいくなる。この先生は私たちの話をちゃんと聞いてくれる、任せてくれる、困ったときは助けてくれる、、、。そう感じてくれればかわいいままなのだ。でもひとたび裏切れば突然大人びてくる。反発する子どもの姿はある日突然表に出てくる。そうなってからでは遅い。

我々大人は、子供の可能性を信じ、勇気と自信を与える存在でありたい。子供たちと心して向き合いたいと思います。庄南小学校が「心の居場所」となるよう努力を続けたいと思っています。

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